帝国ホテル。そして、総支配人 定保英弥氏

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さて今回は、日本が誇る「おもてなし」の最高峰である、帝国ホテルについてです。

 昨年開業120周年を迎えた。歴史と由緒正しいその圧倒的な存在感であり、私のような庶民にはちょっと背伸びしても届かないような超一流のホテルであることはご覧の皆様もお分かり頂けると思います。

 

 ところが、そのようなホテルであっても今その業績に少し陰りが出てきているという記事を目にしました。それは、とてもおこがましいながらも私たちヘアサロンもサービス業という業種としては非常に興味深い内容でした。

 2008年秋に起きたリーマンショックや今年3月の東日本大震災(震災後に帰宅難民者に対しすぐにホテルを解放したのはこの帝国ホテルです!!)などで苦境が長引く中、老舗ホテルであってもその人財育成を急がなければ勝ち残れないとの危機感を強めているとのことです。

 そこで帝国ホテルが取り組んだことというと、ベテランから新人までそのキャリアに関係なく「徹底」して「挨拶」や「お客様を迎え入れる基本動作」等といったことだそうです。

 

 つまり、「凡事徹底」→「原点に戻る」ということです。

 

 長い歴史であっても少しずつ気づかないようなズレというものが各スタッフの中に生じ、担当者により顧客に対するサービスに”差”が出てしまったというのです。

 そこで、基礎教育を通じて「提案型の営業ができる筋肉質な営業職を育てていきたい」との意気込みの成果が早くも数字として出始めたそうです。

 わたしは、この記事に大変共感と感動を覚えました。不況が続くこのご時世。安さに意識が奪われがちなご時世。ついつい忘れがちになってしまう、そこに人と人が心から触れ合い生活が成り立つという大切な事。

私は思わずすぐにペンをとり、この記事で感じた事や自社で取り組んでいることや想いを手紙にしポストに投函してしまいました。

すると、約10日後お店に1つの郵便物が届いたのです。差出人を見ると、

「帝国ホテル東京 総支配人 定保英弥・・・。」

「帝国ホテル そうしはいに・・・・。ん!?」

「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!」

な、な、なんと総支配人から直々に手紙に対するお礼と共に1冊の本が入っていたのです!!(しばらく手が震えましたね。。。)

 2009年に第12代総支配人に就任した定保英弥氏はまさに帝国ホテルのはえぬき選手なんです。そのような方からまさか手紙を頂くとは・・・。しかも、事務あてに出したにも関わらず、ちゃんとトップまで報告が行くという、この連携力。そして、きちんとお返事を返して下さった総支配人。大変恐縮してしまいましたが、これが帝国ホテルのいや、一流たる所以なのかと驚きを隠せませんでした。

 今回は何が言いたいのかといいますと、自分たちがなぜこの仕事を選んだのかという根本的な事を学ばせて頂きました!そして、お客様という方に対する感謝を忘れてはいけないという事を改めて考えさせられました!

 まだまだ、私たちは帝国ホテルのような一流な事は出来ませんが、お客様に対する「感謝」と「キレイにして差し上げたい」という想いはスタッフ一同常に心がけております。至らぬこともあるかもしれませんが、これからも精一杯努力してまいりますので、またぜひヘアーショップルパンとヘアースタジオシードに足を運んでいただけたら幸いです!!

そして、いつかはスタッフ皆で帝国ホテルに行くぞ!!という所存です。

 え~、ちょっと長文には慣れないもので、キーボードを打つ手が痛くなってきちゃいましたので、この辺で失礼したいと思います!!また次回まで。

See You Next シザー’Sトーク!!バイバイ!! 

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